わたしにとって、イタリア
は万華鏡。
行くたび毎に異なる表情で楽しませてくれます。そして、その僥倖は、時として、うれしい驚きを伴ったりします。
5月に早々と旅行を終えていた今年の夏、炎天下の最中、イタリア病に冒され、夢の中までもイタリアの亡霊と戦っていました。しかし、キリギリスの生き方を選んでしまった年に、夏のヴァカンスを楽しむ
ことはとうてい無理な話で、どうにか自分に言い聞かせる毎日でした。
そして、どうにか
夏を越し、イタリア病も治まりかけたと思った矢先の10月初旬に、再びイタリア熱に冒される事になりました。
9月にイタリアを周遊した友人の楽しげなおみやげ話を聞いた後では、体の片隅にかろうじて残されたイタリアのエネルギーも底を尽き始めていた私にとって、イタリアへ行く気持ちを抑える事などとうていできないことでした。
そして、その日から旅の計画が始まりました。
年明けをねらって、手帳とにらめっこ。1月もダメ、2月も難しい・・・やっぱりダメか・・・と思った矢先に閃きました。「な〜んだ、クリスマス前なら大丈夫じゃん!」
年末は忙しいものだと決め付けて、鼻から選択肢になかったのですが、手帳を見ると、「いらっしゃ〜い」と言わんばかりに1週間ほど予定が空いていました。
ということで、思いがけず急遽決まったイタリアへの旅。初めての冬の旅行ということもあり、特に気象の面では不安なこともありましたが、想像以上に楽しい旅でした。
イタリア語でクリスマスのことをナターレといいます。ナターレ用のイルミネーションで彩られる街の輝きや、ナターレを目前に控え、どことなく楽しげな街行く人々の表情
を見ていると、寒いのになぜか心は暖かくなるような感じでした。イタリアの街から幸せのお裾分けをもらった気がします。
おかげで、日本に帰ってきた今、この寒い冬も暖かいハートで乗り切れそうです。
Ringrazio Italia! (イタリアに感謝!)
今回も、前回同様、ジェノヴァからラ・スペツィアまでのリグーリアの都市、いわゆるRiviera di Levanteを周ってきました。街の情報や写真は
都市ごとにまとめています。上の地図からお入りください。