■格安にわけあり
今回のツアー、成田往復に比べ3万円ほど安い価格設定。二人で都合6万円は大きな節約だった。
でも、安いのにはちゃんと理由があった。
やたらと乗換えが多いのである。行きは、関空からパリ経由でジュネーブに到着。そこから、別便に乗り換えてやっとミラノに入る。帰りは、ローマからフランクフルトに寄って関西空港に
帰るというもの。
でも、まあ、たしかにジュネーブの乗り継ぎのとき、アリタリア機が案の定遅れてきたりはしたが、ここまでなら3万円のためなら仕方がないと思わせるスケジュールだった。
ところが、大きな落とし穴は日本についてから待っていた。
15時に関空に到着した私たちは、まだまだ羽田まで行かなければならなかった。なんと、その便が5時間待ちだったのである。
そのスケジュールはあらかじめ知らされてはいたが、実際、飛行機での長旅の後に待っていたこの5時間は思いのほか過酷な待ち時間だった。
ゆっくり休めるような親切な場所もなく、ただ待合ロビーの長いすに身体を預けて待つだけ。時計の針はなかなか進まないし、こんな公衆の場所で寝入ってしまって、
いびきなんぞかいた日にはこっぱずかしくって目も開けられないぞ、などと思いつつ、もうこういう辛い旅はこりごりだなと思うのであった。

↑ここまでは幸せだったんだけど・・・