■トイレの話
フィレンツェ2日目の夜。
通りがかりに見つけたトラットリア。
小心者の私としてはついつい
「ぼられんかいなぁ?」
などと不安に思ってしまうのだが、そんな不安はまったくの杞憂で、なかなか有意義な時間を過ごせたお店だった。
で、ひとしきりお腹を満たし、ほどよくワインも効いてきたところ、このままホテルにまっすぐ帰ろうなどと思うわけもなく、一日の終わりに乾杯すべく、手ごろなBARで食後酒を一杯。
「う〜ん、今日もお酒が飲めて幸せだなあ」といい気分でBARを後にする。
さてさて、そもそもの失敗は、この2軒のお店でまったくトイレに寄らなかったこと。
日本と違って、海外では公衆トイレのような場所をすぐに見つけるのが難しいので、普段はけっこう気をつけているのだけど、このときはホテルが近いからとたかを括っていた。
そう、確かにホテルは近かった。ただし、迷わなければ・・・
普段は、酔っ払ってもちゃんと家に帰ることの出来る私だが、やはり、その能力も時差ぼけの影響なのか、イタリアではいまいちのようで、すっかり迷ってしまった。
おまけに、突然こみあげてきた尿意に冷や汗が出てくる始末。
さりとて、トイレに困ったときの伝家の宝刀、BARもなかなか見当たらず、不自然な内股で町を徘徊する羽目になってしまった。
1時間以上歩いて、
なんとかBARの灯りを見つけたときはどれほど安堵したことか。
それ以来、
お店を発つ前に、必ず化粧室に寄るようにしているのは言うまでもありません。
些細なことですけど、実際に煮え湯を飲むはめになると、この大切さがわかります。

↑フィレンツェにあるトラットリア。店員が気さく。
↓この陳列棚、なんか嬉しくなります。

↑どっちが前??